タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ アオバズク ]

2018/6/22 ゆったりと

青葉の頃に飛来すると言われているアオバズク。今年も、元気な姿が見られると聞いていたが、なかなか都合がつかず、梅雨の合間を見て、やっと足を運んでみた。到着する頃には、朝の光が、まばゆいほどに、青葉の間から、差し込んでくる。

散歩の方が、上を見上げ、「今日は、分かりやすいところにいますね。」と声をかけてくださった。なるほど、アオバズクの居場所を探さなくても、すぐに分かった。アオバズクは、目をぱっちり開け、こちらを見ている。その姿は、実にゆったりとしている。ここ数年、この場所で、アオバズクを観察させて頂いているが、このように目をぱっちり開けている姿を、すんなり見られたことは、今までになかったように思う。

静かな森で、無事に子育てが、出来るように願いながら、短時間で、その場を後にした。