田んぼでは、稲の緑が日々、色濃くなって、少し間をおいて出かけてみると、風景が変わっているように感じることがある。その田んぼで、スイスイと気持ち良さそうに飛ぶツバメを見かけるのだが、私の腕では、とても撮影出来ず、いつも眺めているだけである。
もう巣材運びを見る機会は、ないだろうと思っていたが、思いがけずチャンスが巡って来た。たまたま車をとめたところにツバメが、舞い降りたのである。口元を見ると藁や土が、見える。これから、また、子育てするのだろうか。ツバメの羽をよくよく見ると、ずいぶん羽が傷んでいるようにも見えた。子育ては、1回だけではないのだろう。色々な試練を乗り越えて、無事に故郷に帰る日を迎えて欲しいものである。