桜の花の咲く頃に飛来すると言われているツミだが、今年は、なかなか出かけられず、気になりながら、夏を迎えることになった。一度、営巣を失敗し、二度目とあって、巣立ちは、猛暑の頃となった。
全部で6羽が、巣立ったと聞いていたが、4羽の姿をしっかり見届けることが出来、ほっとしたのである。巣立ったばかりのツミは、あどけなさが残っていて、何とも愛らしい。猛禽特有の羽の美しさが、また魅力的である。母鳥が、朝の食事を届けると我先にと飛び立って行ったが、仲良く食事出来たのだろうか。気になりながら、その場を後にした。