タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ キジ ]

2018/8/9 思い出のひとこま

真夏の田んぼで出会う鳥は、限られている。数年前までは、7月半ば過ぎ頃から8月いっぱい、シギチの渡りを楽しむことが出来たのだが、地球温暖化の影響だろうか。鳥たちの動向が、すっかり変わってしまって、今の時期にシギチは、ほとんど期待出来ない。

それでも、何か出会いはないかと時折、田んぼに足を運ぶ。これは、少し前の出会いだが、雌のキジの動きが気になって見ていると、小さな流れをジャンプするように跳んだ。お腹のところを見ると、抱卵斑のようなものが見えるので、多分、近くに雛(あるいは若)がいるのではないかと推測した。いずれにしても、このときの雌キジの姿が、印象的で、目に焼き付いている。