夏を迎える頃になると出会いを楽しみにしていたコアジサシ。可愛い雛の姿をゆっくり観察することも出来たのだが、いつの間にか、あちこちの繁殖地が、ダメになり、飛んでいるコアジサシをたまに見かけるほどになってしまった。
そのコアジサシに出会う機会があり、色々な場面を見ることが出来たので、少しずつ紹介させて頂きたいと思っている。活きの良い魚をくわえて飛んで来たコアジサシ、子どもにあげるわけでもなく、伴侶に届ける様子もない。しばらく様子を見ていると魚を嘴で上手に動かしながら、最後には、とうとう丸呑みしてしまった。本来の目的は、何だったのだろう。