数は少ないが、久しぶりにコアジサシに出会ったのは、先月のことである。夏の青空を飛ぶコアジサシの姿には、大いに心動かされ、是非会いたい、是非、撮りたいと思っていた。ずいぶん前だが、近くの田んぼにコアジサシが、営巣し始めたことがあった。農道の真ん中にである。これは、難しいことだろうと思っていたが、やはり数日後に行ってみると数羽いたコアジサシの姿は、全く見られなくなっていた。
あちこちの繁殖地で、コアジサシが姿を消した原因は、何なのだろう。人為的なものでなければ良いのだが。2羽のカップルらしいコアジサシを見ながら、色々な思いが、こみ上げて来た。