焼け付くような暑さは、流石に遠のき、そこかしこに秋の気配。いつも良く足を運ぶ水辺では、ウスバキトンボがたくさんたくさん飛んでいる。まるでトンボが、次から次へとわき出して来るようだ。
ふと気がつくと、ギンヤンマも飛んでいる。どこか止まらないかと、じっと待つのだが、なかなかとまってくれない。諦めかけた頃にやっととまってくれた。少し場所を変えると、今度は、♂と♀で姿を見せてくれた。
オニヤンマが飛んでいるのも見かけたので、探してみると、何度も何度もとまってくれる。大きくて、やはり存在感がある。狭い範囲の色々な場所にとまっていたので、定位置は、決まっていないようだ。オニヤンマとギンヤンマ。子どもの頃にかえったような嬉しい出会いであった。