時折通るたんぼ道。車の行く手に姿を見せてくれたのは、ハクセキレイ。道案内をするように、車の前へ前へと飛んで行く。鳥が少ない、少ないという声を良く耳にするが、ハクセキレイには、良く出会う。田んぼでも街中でも最寄りの駅近くでも。
この日出会ったハクセキレイは、顔立ちにも幼さを感じ、羽の色も淡く、どうやら幼鳥のようである。良く見ると口元近くにバッタのような姿が見える。もう立派に独り立ちして、自分の力で食事の準備をしていたのだ。見かける機会が多いので、観察がおろそかになるが、ハクセキレイとの出会いも大切にしたいと思った次第である。