秋の気配を満喫しながらの散歩は、実に楽しい。足元にドングリを見つけたり、思いがけずオミナエシの花に出会ったり、自然をまるごと楽しんでいる。百日紅の花は、夏から秋にかけて次々に花を咲かせると聞いているが、公園の百日紅は、ちょうど見頃のようであった。
マツバボタンのところには、ヤマトシジミが姿を見せてくれた。どの花に止まろうかな?とでも言っているように、あっちへ飛んだりこっちに向かって来たり、ひとしきり楽しませてくれた。草地のところには、ツマグロヒョウモンの雌が姿を見せ、何度も何度も枯れ草近くに降り、また、舞い上がる。どうやら産卵しているようである。
ノシメトンボやショウジョウトンボ、シオカラトンボなども池の周りを飛んでいる。一瞬、ギンヤンマも飛んだ。散歩道は、なかなか楽しい。