秋の深まりと共に田園地帯で良く見かけるのが、タヒバリである。耕された田んぼにいるタヒバリは、土の色と同化して、見つけるのがなかなか難しい。何もいないと思っていた田んぼから10数羽のタヒバリが飛び立って驚いたことが何度もある。
蓮田では、タヒバリの姿を見つけるのは、比較的容易である。それも枯れた蓮の茎にとまっていてくれることもあり、なかなかサービス精神旺盛な面もあって嬉しくなってくる。冬羽のヒバリシギが、少し離れたところで採餌しているところで、タヒバリに出会った。辺りをしきりに見渡して、警戒している様子であったが、ヒバリシギは、のんびりと食事をしていたので、やはりタヒバリは、警戒心が強いのであろうか。