公園の木々は、すっかり色づき、すでにハラハラと散り始めたところもある。広い公園を歩いてみると赤や黄の葉で敷き詰められたようなところもあり、晩秋から、初冬に季節が、確実に向かっていることを実感する。
程よく色づいた木のところに、カメラマンが集まっている。私もお仲間入りさせて頂き、しばらく様子を見ることにした。胸のところに赤みを帯びたニシオジロビタキが、飛来しているという。今まで、なかなか出会いの機会に恵まれなかったので、何とか撮影出来たらと思う。動きは、かなり速くて、木の陰のところに入ってしまうとお手上げである。それでも辛抱強く待って、何とか撮影することが出来た。
寒さを感じる頃になると思い出す、公園でのひとこまである。