タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ミヤマホオジロ ]

2018/12/2 初冬の公園の思い出

公園の紅葉も一頃のような色鮮やかさが寂しくなりかけた頃、ルリビタキやジョウビタキとの出会いが楽しみになってくる。木道に沿って進むと♫チッというかすかな声がして小鳥が飛んだ。どうやらアオジのようである。すぐ近くには、カシラダカも姿を見せた。

このような光景は、ごくごく当たり前と思っていたのだが、いつの頃からだろうか、鳥影が薄くなり、アオジやカシラダカを探すことさえ困難になってきた。それでも、ルリビタキやジョウビタキは、目を惹くからだろうか。どなたかが見つけて何とかそのシーズンには、出会うことが出来るのである。

公園での出会いで嬉しい思い出のひとつが、ミヤマホオジロとの出会いである。そのときまで、ミヤマホオジロの声を聞いたことがなかったが、かすかな声に気づき、辺りを良く良く見渡してみると、枯れ草の中に姿を見つけることが出来た。しばらく待って、何とか撮れたのが、この1枚である。