タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ メジロ ]

2018/12/10 初冬の公園の思い出

公園の片隅にある2本の柿の木。あまり気にとめていなかったが、柿の実が色づき、熟し始めるとメジロの姿を時折見かけるようになった。メジロは、身近な鳥であり、自宅にいても声が聞こえてくるのだが、姿を見る機会が案外少ない。ベランダから見える植え込みの中をメジロは、移動しているようで、すっきりしたところでは、なかなか姿を見せてくれない。

公園の柿の木に姿を見せたメジロは、どの柿の実を啄もうかと一瞬悩んだように見えたが、すぐに良く熟した柿のところに目を向けた。その動きを見ていると、何とも楽しくて心が弾んで来る。カメラを向けても、こちらの様子を気にする様子もない。少しすると、もう1羽メジロが飛んで来たが、思い思いに好きな柿を啄んでいるようであった。

初冬の公園での思い出のひとこまである。