♫ジュリジュリジュリ♫木立の間から聞こえて来るのは、紛れもなくエナガの声である。色づいていた木の葉も大分落ち、見通しが良くなって来ている。それでも、動きの速いエナガの姿をとらえるのは、なかなか難しい。
自宅から、そう遠くはないところに、いくつかの公園があり、シジュウカラやメジロなどの留鳥のほか、春の渡り、秋の渡りの時に立ち寄ってくれる鳥たちとの出会いを楽しむことが出来た。出来たと過去形で書くのは、ここ数年、鳥たちの姿が、めっきり少なくなってしまったからである。
そのような中で、エナガの声を聞くとほっとして嬉しくなってくる。初冬の公園で出会ったエナガ。思い出の1枚であるが、また近々出会いたいものである。