田んぼで見られるシギ・チに関心を持つようになって何年になるだろう。春のお彼岸の頃から5月の連休の頃まで蓮田や田んぼに飛来して羽を休め栄養補給していくシギたちの姿にどれほど心癒やされたことだろう。振り返っても思い出は、つきない。
4月末の蓮田で出会ったオオハシシギとエリマキシギの姿も、その思い出の中のひとつである。この日の蓮田は、水面がとても静かで夏羽のオオハシシギの姿を綺麗に映していた。すぐ近くには、エリマキシギがいて、休んでいたのだが、しばらく待つと2羽が並んでくれたのだった。
春の渡りにしても秋の渡りにしても、シギ・チの飛来数が減り、何とも寂しい限りである。また、いつの日か蓮田の賑わいを見せて欲しいものである。