公園に華やかさを添えていたモミジバフウの葉がすっかり落ち、辺り一面モミジバフウの葉で埋もれるようである。とげとげの実も落ちている。秋の深まりを感じさせる光景に見とれていると何やら鳥が飛んできた。一瞬、カワラヒワかなと思ったが、良く見るとマヒワのようである。
地面で啄む姿も見られたが、何とか木にとまったところを撮りたいとしばらく様子を見ることにした。回りには、どなたもいなくてゆっくり観察出来る。しばらくすると、程よい位置にマヒワが姿を見せてくれた。かなりリラックスしている様子で、思い切り羽を伸ばしている。マヒワのこのような姿は、初めて見るので、内心どきどきしながらの撮影であった。懐かしい思い出のひとこまである。