タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ オオハシシギ ]

2019/1/8 睦月の蓮田の思い出

田んぼや蓮田に飛来するシギ・チには、大いに関心があり、四季を通じて何度も何度も足を運んで来た。寒い冬の間は、当然ながら出会いは、少なく限られたものになってくるが、それでも足を運んで来た。越冬組のオオハシシギに出会うことが一番多かったように思う。その中で、忘れられないのがフラッグ付きのオオハシシギに出会ったことである。

出会ったには、2016年1月8日。ちょうど3年前のことである。早速、山階鳥類研究所に報告させて頂いたところ、次のようなお返事を頂いた。この個体は、前年の2015年11月7日に宮城県亘理郡亘理町鳥の海で性不明・幼鳥として放鳥されたとのこと。2ヶ月後に出会ったことになる。移動距離は、235km。

フラッグ付きのオオハシシギには、一度も出会ったことがなかっただけに嬉しく心に残る思い出となっている。