タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ タカブシギ ]

2019/1/12 冬の日の田んぼの思い出

大好きな田んぼには、四季を問わず何度も何度も足を運んで来た。春の渡り、秋の渡りの時に立ち寄るシギ・チとの出会いを期待して、そのシーズンには、頻繁に足を運ぶ。しかし、ほとんど出会いが期待出来ない冬場でも、いつの間にか田んぼに足を向けている。それは、田んぼの光景を見るとほっとして心安らぐからである。

冬の日差しが降り注ぐ田んぼに子どもの頃アカマンマと言ってままごとに使っていた野草を見つけた時は、嬉しくなった。さらに嬉しいことに、そこにタカブシギが姿を見せてくれたのである。タカブシギは、通年見られるが、やはり冬場は、出会いの機会がめっきり少なくなる。冬の日の田んぼでの懐かしい出会いのひとこまである。