2019/1/31 睦月の田んぼの思い出 越冬のシギチとの出会いを期待して、寒い間も田んぼや蓮田に何度も足を運んだ時期があった。空振りに終わることも多いのだが、何か出会いがあると嬉しくなって俄然、力が湧いて来る。 その日思いがけず出会ったのは、オオハシシギであった。普段シギチの姿を見ることのない田んぼであったので、嬉しさは、ひとしおであった。1羽のオオハシシギが、熱心に餌取りをしている。その姿が何とも愛おしく思われた。朝の光が田んぼに降り注ぎオオハシシギの姿をくっきりと浮かび上がらせてくれた。懐かしい思い出のひとこまである。