タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ヒバリ ]

2019/3/19 早春の田んぼの思い出

田んぼには、四季を通して足を運ぶ。もうずいぶん前から、田んぼが大好きで、今までに何度足を運んだことだろう。早苗が揺れる頃、その早苗が伸びて美しい緑の絨毯が広がる頃、そして黄金色の稲穂が揺れる頃、収穫が進み、刈田の光景が広がる季節にも、さらに冬枯れの季節にも足を運んで来た。体調を崩し、思うように足を運べなくなってしまったが、今でも時折、田んぼに足を運んでいる。

タネツケバナが、早春の田んぼに揺れる頃、ヒバリが姿を見せるようになる。耕された田んぼや土の塊の影になって、ヒバリの姿は、案外、見つけにくい。そのヒバリが、案外近くにいて、思わずレンズを向けたことがあった。懐かしい思い出のひとつである。