吹く風が優しくなって来たとはいえ、弥生の水辺は、まだまだ寒い。岸壁に立って、青い海原を眺めていると良く目に付くのがカンムリカイツブリである。ほぼ夏羽になっている個体もいれば、まだまだ冬の装いのカンムリカイツブリもいて、結構楽しむことが出来る。
1羽のカンムリカイツブリが、ゆったりゆったり浮かんでいたが、足をあげてストレッチのようなポーズ。何ともその仕草が、楽しい。最後には、大きく口を開けたが、声は、聞こえなかった。何か伝えたいことがあったのだろうか。弥生の水辺で出会ったカンムリカイツブリの思い出である。