陽当たりの良い土手に沿って進むと葦原が広がって来る。最初に姿を見せたのは、ツグミ。鳴きながら遠くの木にとまった。枯れ草のところに姿を見せたのは、ホオジロ。枯れ草に隠れてすっきりとは姿が見えないが、ホオジロの雌のようである。
しばらく歩くとウグイスの地鳴きが聞こえて来た。土手から葦原を見渡すとウグイスの姿が見えた。声を聞く機会は多いが、なかなか姿を見せないウグイス。緑の中で撮りたいが、それは欲張りというものだろう。枯れ草どまりのウグイスだが、嬉しい出会いであった。
懐かしい思い出のひとこまである。