タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ウソ ]

2019/4/6 春の日の思い出

野の草と共に出会ったオオマシコの姿は、忘れがたいが、野の草と共にウソにも出会ったことがある。ウソは、サクラの新芽を啄むことが多く、近隣の公園で見かけるときは、大抵、サクラの木にとまっている姿である。

色とりどりの花が見られる季節を迎え、少し足を伸ばした出先で、思いがけず出会ったウソ。目の前の草地で動いているのは、確かにウソであると何とも不思議な感動が押し寄せて来た日のことが懐かしく思い出される。

あのような出会いをまたしたいものである。