タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 高原の春 ]

2019/4/24 思い出の高原 その3

なかなか足を運ぶことの出来ない高原は、私にとって憧れである。雪に閉ざされた長い冬が終わり、木々の芽吹きが美しい季節。高原の春は、ゆっくりゆっくり進んで行く。

水の音にも春を感じ、胸弾む思いがする。カラマツの新芽の何と美しいことだろう。木々の間に姿を見せたのは、キセキレイ。忙しく動き回っているのは、ゴジュウカラ。静かな静かな高原の春に身を置くと、心がほっこりして、思わず笑みがこぼれてくるのである。