タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 里山の春 ]

2019/5/7 春の里山

木々の緑が色濃くなり、野の草も勢いよく伸びている。チョウとの出会いを求めて、のんびりゆっくり里山を歩いてみた。到着して程なく姿を見せてくれたのが、ルリタテハ。辺りを飛び回っていたが、少しの間、とまってくれた。何とか開翅してくれてヤレヤレである。

続いて姿を見せたのが、ベニシジミ。散歩道でも川沿いの道でも田んぼでもベニシジミには、不思議なほど良く出会う。ベニシジミに見とれていると、ちょっと目立たない色合いのチョウが飛んで来た。以前出会ったことがあるが、名前が思い出せない。帰宅後、調べてみるとヒメウラナミジャノメと分った。

桐の花を見たかったが、時季が少々遅かったようだ。固そうな実がついているのを初めて見た。木陰のところには、キンランもいくつか咲いている。里山では、どなたに会うこともなく、静かにゆったりとしたひとときを過ごすことが出来た。