タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ホオジロ ]

2019/5/24 風薫るころ

沼のほとりを歩いていると遠くの小枝にとまっている鳥の姿が見えた。少しずつ近づいてみると、それはホオジロであった。鳥までの距離は、結構あったので、警戒されることは、まずないであろう。

しばらく様子を見ていると、スイスイスイと緑の葉の繁ったところに入って行く。どうもいつも見るホオジロとは、雰囲気が違う。さらに観察を続けると何やら虫をくわえて、茂みの中に入って行く。どうやら営巣しているらしい。鳥との距離はあったし、遮るものもあったので、負担はかけないと思ったが、早々に立ち去ることにした。

鳥との出会いの少ない昨今、嬉しい出会いであった。