チョウに関心を持つようになったのは、昨年の夏の頃のことである。ほぼ1年の間に出会ったチョウは、40種あまり。どのチョウに出会っても新鮮で胸がときめく。
栗の花が満開の頃、セセリチョウに出会った。一目で、初めての出会いと分った。図鑑で調べるとオオチャバネセセリとのこと。やはりこのときが初めての出会いであった。このとき、裏翅のみで開翅しなかったので、開翅したところを是非、撮りたいと思っていた。
その願いが叶った。アザミで吸蜜するキアゲハを見ていると、近くにセセリチョウの姿が見えた。開翅しているが裏翅が見えない。何とか裏翅を見たいと思っているとすぐ近くに飛んで裏翅を一瞬魅せてくれた。オオチャバネセセリである。何とも嬉しい出会いであった。