早いもので、今日は、もう長月。1年の三分の二が過ぎたことになる。セミの声も、まだまだ賑やかに聞こえているが、夜には、虫の音が聞こえる季節となった。
そろそろ秋の渡りの先陣の姿が見られるのではとの淡い思いで出掛けた蓮田地帯であるが、収穫は、まだまだ先のようで、探鳥は、なかなか難しい。それでもいくつかの休耕田を見つけて丁寧に観察していく。
ひとつの蓮田に、コチドリがたくさん集まっているところがあり、その奥の方に2羽のトウネンらしき姿が見える。良く良く見てみるとオジロトウネンであった。久しぶりに見るオジロトウネンの姿に胸が弾む。距離があるので、証拠写真程度ではあるが、何とも嬉しい出会いであった。これから、秋の渡りのシギチとの出会いが楽しみである。