一頃のあの厳しい暑さも遠のいたようで、出掛けるのもずいぶん楽になって来た。あの暑さの中でも足を運んだ里山だが、色々な植物が、気になりまた足を運んでみた。
ワレモコウもアキノタムラソウもキツネノカミソリも秋を感じさせてくれる。こんもりした木立のところで、ヒラヒラ舞っている蝶がいる。とまるのを待って、何とか撮影。どうやらメグロヒョウモンの雄のようである。
もうひとつの木陰の方では、コミスジが元気よく飛び回っている。メスグロヒョウモンもコミスジも、久しぶりの出会いで嬉しい。すぐ近くには、ウバタマムシが、じっとして動かない。キンミズヒキの黄色を見ると、元気が湧いて来るような気がする。里山は、心落ち着くところである。