あの厳しかった暑さも遠のき、里山を歩くには、嬉しい季節を迎えた。里山では、ワレモコウ、キンミズヒキ、ミソハギなど色々な花が優しく出迎えてくれる。
草むらの中をよく見るとセセリチョウが、いくつか目に付いた。チャバネセセリ、オオチャバネセセリ、キマダラセセリ、ヒメキマダラセセリなどである。どのセセリチョウも目が愛らしくて大好きである。
すぐ近くに白っぽいチョウが飛んだ。モンシロチョウとは、ちょっと違う。どうやらスジグロシロチョウのようである。なかなか開翅してくれないので、じっと待つ。やっと一瞬、表翅をごく一部見せてくれた。
里山は、これから色々な出会いが待っているかもしれない。