田んぼに飛来する秋の渡りのシギチに心奪われ、何度か足を運んでいたので、里山には、すっかりご無沙汰であった。少々気になっていたので、久々に出掛けてみるとチョウの姿があちこちに見られ何とも嬉しいひとときを過ごすことが出来た。
最初に出会ったのが、キタキチョウ。鮮やかな黄色が目に入り、辺りを明るくしてくれる。すぐ近くでは、ヒメウラナミジャノメ。少し歩くと目の前に飛んで来たのは、初めての出会いのイチモンジチョウ。一瞬、アサマイチモンジかなと胸を弾ませたが、残念ながらイチモンジチョウだった。少し木陰になって薄暗い所ではムラサキシジミ。何とか開翅してくれて嬉しい。
ススキも揺れる里山。また、ゆっくり出掛けてみたいと思う。