ずっと気になっていた里山のチョウたち。暑い時期には、何度も足を運んだが、ずいぶんご無沙汰してしまった。秋の野の花も気になり、出掛けてみることにした。
到着して、まず目に入ったのが、ワレモコウ。茶色のボンボンのような形が大好きで、久しぶりにたくさんのワレモコウを見て嬉しくなる。萩の花も美しい。キツネノマゴも可愛い花をつけている。ススキも風情があって何とも嬉しくなって来る。
ワレモコウは、昆虫たちに大変人気のようで、クモが来たり、イチモンジセセリが姿を見せたり、蜂も姿を見せてなかなか賑やかである。この日、里山では、チャバネセセリ、ヒメウラナミジャノメ、ヤマトシジミ、キタキチョウ、ツマグロヒョウモンなどにも出会った。銀杏の実も色づき、秋色いっぱいの里山であった。