気持ち良さそうな水浴びをし、元気いっぱいのジャンプをしたウズラシギは、無事に着地し、羽繕いを始めた。鳥たちにとって、羽は、何より大切なもの。1枚1枚丁寧に羽繕いしている。その姿を見ていると胸が熱くなってくるのだった。
秋の日差しの中で見たウズラシギの水浴び、辺りに水しぶきをまき散らし、とても豪快な姿であった。そしてオリンピックの選手顔負けのジャンプ。その後の羽繕い。ずいぶん楽しませてくれたウズラシギであったが、その数日後、蓮田を探したが、姿を見ることはなかった。今頃どこを飛んでいるのだろうか。