秋が日に日に深まって、辺りの景色が少しずつ変わっていく。もう冬支度のところもあり、少々寂しい気持ちになってくる。小さな林の中に入って行くとカサカサと落ち葉を踏む音がして季節の移ろいを感じる。
足元から大きめのチョウが飛んだ。飛んで行った先を目で追い、レンズを向ける。今まで会ったことのないチョウである。辺りを見渡すと同じ種類と思うが違う色のチョウがいる。帰宅後調べてみるとクロコノマチョウと分った。初めての出会いは嬉しいものである。
このとき、オツネントンボにも出会った。そしてボロボロであったがウラギンシジミが初めて翅を開いてくれた。