大好きな田園地帯を、気の向くままに週に2~3度、今でも回っている。歩くことが大変になってから、行く先は、大抵田んぼである。その田んぼで出会いを楽しみにしているのがスズメである。たかがスズメ、されどスズメ。以前は、田んぼに行けば、ほとんど間違いなくスズメを見ることは可能であったが、今は違う。以前のように簡単には出会えない。電線に群れでとまっているスズメを見るとホッとして心が安らぐ。何故、これほどスズメの数が減少してしまったのだろうか。
そんなことを考えながら,田んぼを回っていると、枯れ草にとまったスズメが群れでいる光景が目の前に広がって来た。スズメの群れ。これだけで十分満足である。なかなか思うような撮影は出来なかったが、スズメの群れに出会えたことに心癒やされるひとときであった。