タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ キジ ]

2020/6/22 田んぼのひとこま

一昨年、体調を崩して以来、歩くことが大変になり、近隣を少し歩いたり、里山もほんの少し歩いたりするのが精一杯になってしまった。筋力の衰えを防ぐため、痛みをこらえつつも歩く努力をしている。そのような中で、一番の楽しみは、家族の協力で、車で田んぼに出掛けることである。

この日は、少し早めに家を出て田んぼに向かった。田んぼには、朝露が降りていて、清々しい気分に浸ることが出来た。一番最初に目に入ったのは、雌のキジの姿である。野の花のところで、しばらくじっとして動かなかったのだが、あれは、こちらを警戒していたのだろうか。

さらに田んぼを回ってみると、今度は、雄のキジと雌のキジの姿があった。雄は、母衣打ちを披露してくれ、しばらくすると雄と雌が仲良く並んでくれた。田んぼでは、このような出会いがあり、実に楽しい。