長かった梅雨があけ、太陽の輝きと青空の何とまばゆいことだろう。蝉の声も一段と賑やかになって、盛夏を実感している。
少し涼しくなる夕方の時間を選んで、近隣の散歩に出掛けた。先月は、雨の日が多かったので、ほとんど散歩に出掛けず、近隣を歩くのは、久しぶりである。
あちこちに蝉の抜け殻を見かけたが、野の花を背景に見る蝉の抜け殻は、ひと味違って新鮮に見えた。ナツアカネやシオカラトンボなども見かけたが、何より、ヒグラシの鳴き声が、シャワーのように響き渡っているのが、印象的であった。環境に恵まれ、散歩を楽しめる幸せを思った。