8月の半ば頃から始まった田んぼの秋の渡り。その折々に出会うシギチは違うのだが、まずまずの出会いが続き嬉しく思っている。そのひとつがツルシギである。春の渡りの時、ツルシギは、真っ黒な夏羽になるのを心待ちにしているが、秋の渡りでは、ほとんどが幼鳥である。
幼鳥は、成鳥とは違った美しさがあり、秋の渡りでツルシギとの出会いを楽しみにしているのは、その所以なのかもしれない。今回出会ったツルシギは、アカアシシギと行動を共にして、時には、コアオアシシギも一緒とのことである。これから秋が深まれば、また別のツルシギとの出会いもあるだろうか。