9月の半ば頃から姿を見せ始めるコガモ。蓮田地帯でも時折、見かけることがある。今季は、たまたま大きな群れと出会い、その数の多さに圧倒されてしまった。群れとなって飛び行く様は、渡りを実感し、胸が熱くなる。
しかし、一方では、蓮田に設けられた防鳥ネットにかかり命を落とすものもいて、何とも痛ましい姿に胸が痛む。自分が手の届く範囲であれば、何とか手助けしたいと思うが、水のたっぷり入った蓮田では、手も足も出せない。
防鳥ネットの問題は、何度も取り上げられているが、なかなか難しいようで、今後、明るい兆しが見えてくることを期待したいと思う。