二番穂の伸びた田んぼが、あちこちに目につくが、まだ収穫の済んでいない田んぼもあって、小麦色を通り越して、かなり日焼けした色になっている。早いところでは、8月の半ば頃に収穫を始めるので、ずいぶん収穫の時期にばらつきがあり、驚いている。
シギチとの出会いを期待して田園地帯に足を運ぶことが多いが、最盛期を過ぎ、流石に出会いが少ない。しかし、タカブシギだけは、あちこちで見かけるので、それだけでもホッとしている。いくつかの田んぼや蓮田を見て回り、そろそろ帰宅しようと思ったとき、目に入ったのが、猛禽であった。最初、ノスリかと思い、次には、もしかしてハイイロチュウヒかもしれないと思ったりドキドキしながらレンズを向けた。
ファインダーを覗いてみると、オオタカであった。出会いの機会が少ないので、緊張しながらシャッターを押した。思いがけない嬉しい出会いであった。