タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ツルシギ ]

2020/11/25 沼のほとり

ここ数年、11月を迎えると姿を見せてくれるツルシギ。今季は、どうだろうか。秋の気配を感じる頃から、ずっと気になっていたが、情報を頂き、沼のほとりに出掛けてみた。鳥見を始めた頃は、蓮の群生地として人々の目を楽しませてくれていた場所だが、今は、木道も傷みが激しく立ち入り禁止となっていた。昨年も一昨年も木道の上からツルシギを観察したのだが、今季は、難しそう。この場所での観察は、おそらく無理であろうと歩き始めた。

湖面に姿を見せたのは、カンムリカイツブリ。数多く見られるのは、マガモ。オナガガモの姿も見える。オオハクチョウも飛来しているとのことであるが、この日、私は出会わなかった。歩き始めて程なく、左方向から白っぽいシギらしい鳥が飛んでくるのが見えた。着地したらしい方角に行ってみると何と嬉しいことにツルシギがいる。今季もツルシギに会えた!嬉しい朝の出会いのひとこまである。