タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ タカブシギ ]

2020/11/30 蓮田のひとこま

秋の渡りを終え、次には、越冬するシギたちとの出会いを楽しみにしているが、鳥たちの姿は、まばらである。あちこちの蓮田を回っても、ほとんど出会いがなく、がっかりすることもしばしばである。そのような中で、大抵の場合、姿を見せてくれるのがタカブシギである。

水をいっぱいたたえ、青空を映して水色に輝く蓮田。そこに1羽のタカブシギの姿があった。蓮田での出会いは、泥だらけのことが多いのだが、このように背景に恵まれると嬉しくなってくる。刺し子に似た羽模様が美しいタカブシギ。ゆったりとくつろいでいる姿が愛おしく思われた。