秋の渡りの頃、良く見かけたタシギ。あちらの蓮田、こっちの田んぼ。10月の半ば頃まで、実に良くタシギに出会った。そのタシギが、ぷっつりと姿を見せなくなった。どこに雲隠れしたのだろうか。何とも謎めいていたが、12月に入って、突然、大量のタシギが、1カ所の蓮田に姿を見せた。少なくとも50羽以上は、ひとつの蓮田に集まっていたのではないだろうか。あのような光景は、今までに見たことがない。
その後、いくつかの蓮田で、タシギには、良く出会う。この日の出会いは、2羽のタシギが、何やら会話を交わしながら、グルグル回っているようで、楽しかった。もしかしてと次の展開を楽しみにしていたが、グルグル回って終わりになってしまい、誠に残念である。