タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ミコアイサ ]

2021/2/1 静かな池のほとり

寒い季節を迎えると出会いを楽しみにしている鳥のひとつがミコアイサである。その思いが通じたようで、先日、ミコアイサの雄と雌に会うことが出来た。今まで、何度となくミコアイサを観察してきた池のほとりでの出会いである。

その池で、今度は、ミコアイサが大きな魚を口に入れ、悪戦苦闘している場面に出会った。今まで、ミコアイサは、何を食べるのか考えたこともなかったが、この光景を目にして、ミコアイサに対して抱いていたイメージが少々変わったのも事実である。

身の丈に合ったという言葉があるが、どう見てもミコアイサの口に入れるのは、大きすぎる魚。それを見つけた仲間が横やりを入れ、遂には、奪われてしまうと言うストーリーで幕を閉じるのである。見ている私は、楽しかったが、当の本人は、必死であったことだろう。