越冬しているシギチに会いたくて時折、訪れる蓮田地帯。一番出会いの機会の多いのは、タゲリであろうか。晩秋の飛来当初は、数十羽の大きな群れで姿を見かけるのだが、徐々に分散し寒い季節には、単独でいる姿を見かけることが多い。
この日の出会いも広い広い蓮田にたった1羽で優雅に羽繕いをしているタゲリに出会った。蓮田に程良い具合に水が入り、羽繕いしている姿が水鏡になって、何とも美しい光景であった。もうしばらく滞在してくれることであろう。旅立ちの日まで、ゆっくり羽を休め、たっぷり栄養補給して貰いたいものである。