タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ツグミ ]

2021/3/22 田んぼのひとこま

枯れ草色が広がる田園地帯は、私の大好きな場所である。一番の楽しみは、春の渡り、秋の渡り、そして越冬するシギたちとの出会いを求めて蓮田地帯を訪ねることである。今季、30羽を超すオオハシシギに出会ったこと、エリマキシギを間近に見たこと、ヨーロッパトウネンやオジロトウネンに出会ったことは、深く心に残る思い出となっている。

その田園地帯で、何と言っても出会いの機会の多いのは、ツグミではないだろうか。秋の終わりに姿を見せ、4月の末頃まで滞在しているようである。ノハラツグミも距離はあるものの見られると情報を頂き出掛けてみた。100mは、あるだろうか。かなり距離があり、不鮮明であるが、出会いの記念に写真を撮ってみた。出会えたことに感謝である。