タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ シジュウカラ ]

2021/4/15 芽吹きの頃

ひと月ほど前まで、枯れ草が一面に広がっていた川沿いの道。時折、歩行練習を兼ねて、その川沿いの道をゆっくり歩いている。その川沿いの道が、今は、緑で覆われている。自然は、何て素敵なのだろう。そして何と不思議な世界なのだろうと眼を見張る。枯れ草の世界から生命力あふれる緑の世界へ、あっという間に変貌を遂げている。

そのみずみずしい緑を眺めているとシジュウカラが飛んで来た。何と私の立っている目の前である。ネコヤナギのような芽が出ているので、それを啄んでいるようだ。体を曲げたり、嘴を突っ込んだり。もう夢中で辺りの様子は、あまり気にならないらしい。お陰で、ゆっくり観察することが出来たのだった。