タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ モモイロペリカン ]

2021/7/2 沼のほとり

大好きな沼のほとりで、出会いを楽しみにしているのが、モモイロペリカンのカンタ君である。この日もいつものように馴染みの漁船に乗り、ゆったりと羽繕いをしていた。この沼に住むようになって30年近い歳月が流れたのだから、辺りの風景も変わってきていることだろう。

大きな口を開けると、いつも見ているカンタ君とは、全く違った印象で、ユーモラスで楽しい気分になる。近くには、蓮の花が咲き、心和ませてもらった。沼のほとりでは、静かに時間が流れて行く。