ずっと気になりながら、なかなか足を運べなかった散歩道。暑いのは覚悟の上で出掛けてみると、予想以上に環境が変わっていて戸惑うばかりであった。
そのような中で、一番嬉しかった出会いは、マイコアカネである。舞妓さんのように顔にお化粧をしているように見えるので、マイコアカネの名があるという。青白い顔が独特で、トンボには、お手上げの私でも、一目でマイコアカネと分かった。
見慣れない大きめの蛾は、トモエガというらしい。コブシの実は、すでに赤く色づいて、鳥たちが見たら喜ぶことだろう。散歩道は、のどかである。