秋の渡りのシギチに会いたくて出掛けた蓮田地帯。この日、あまり出会いはなくて、少々がっかりしながら、いくつかの蓮田を回っていると、白さの際立ったサギが目に飛びこんで来た。嘴の色などからチュウサギのようである。
少しずつ近づいて車の中から、様子を見ていると豪快な水浴びを始めた。水しぶきが辺りに飛び散る姿は、何とも清々しい。バシャバシャ、バシャバシャ。何度も何度も繰り返す。羽の汚れは落ちただろうか。体についている虫たちもこの勢いでは、逃げ出したことだろう。
シギチの代役として登場してくれたチュウサギ。出会いに感謝である。